アメフト河口選手に学ぶ
ストロング、ただいま恒例の夏合宿中です!
避暑地で優雅にバカンスを兼ねて・・・・(行きてぇ〜〜!!)
なんていうわけもなく、たまりにたまった仕事をタイガー山中に追
い詰められながら、机に座っての「仕事合宿」。
タイガーはまるで受験生を追い立てる「先生!」らしき気合の入り
ようで仕事の遅いストロングをビッシビシ!追い詰めます。
なんか異常に暑く感じる夏ですが、タイガー「先生」の目を盗んで
少しは手を抜きつつ、もう少し頑張って乗り切りますぞ!
その手を抜いたお陰で、とてもイイ話を発見しました!!
皆さんは、かつて日本人としてNFLに最も近い選手と言われてい
た選手を知っていますか?
NFLとは、National Football Leagueの略で、アメリカのプロア
メリカンフットボールリーグのことです。
NFL JAPAN→ http://www.nfljapan.co.jp/index.html
HPによれば、プロアメリカンフットボールは、アメリカではあら
ゆるプロスポーツの中で最も人気があり、その座を30年以上も守
リ続けているとか。
日本ではそこまではいかないようですが、毎週1億人以上のファン
がNFLを楽しんでいるそうで、チームによっては、シーズンチケ
ットを購入できるまでに10年以上待たなければならないそうです。
さて、そのNFLに、かつて日本人として最も近い選手と言われて
いた選手が河口正史さんです。
その河口さんの記事を読んで、オオーーー!と思ったんですな。
記事の全文はこちら
→ http://form.allabout.co.jp/1/208584/1/product/208584_5.htm
この記事、「心」をも征した、屈強たる肉体を持つ男で書かれたも
ののうち、以下は皆さんにも参考になると思います。
少し長いですが、引用します。
河口は、かつて自身があがり症な人間であることを悩んでいた。
ゲームでもそんな精神状態が影響してか、本来出せる実力を100%
発揮できない時期があったという。(省略)
河口が敬愛するアスリートに、ハンマー投げの室伏広治がいる。
河口曰く“NFLのプレーヤーをも超える運動の天才”と評する、アテ
ネ五輪金メダリストだ。
そんな室伏ですら、同じ条件で数度投てきをするなかで、ベストな投
てきもあれば、失敗もあるのが当然なのだという。
そういった極限の状況でパフォーマンスを左右するもの、それが“心”
だということに、ある時気づいた。
「一緒にゲームに出ていると分かるんですが、欧米人はナーバスにな
ったり、緊張する人間がほとんどいないんですよ。
一方で、あの室伏さんですら“心”で、ハンマーの飛び方が変わって
しまうというのが、日本人の現実なんです。
そんなこと考えながら、トレーニングするなかで、肉体側から“心”
をコントロールする方法が分かったんです」
具体的な理論はこうだ。
まずはトレーニングを繰り返すなかで、自分のベストパフォーマンス
を発揮する状態を記憶する。
なるべく詳細に、体内のあらゆる筋肉の動きがどうなっているかを記
憶すること。
それを知ったうえで、ゲーム前やゲーム中に、身体がベストな動きと
は違う動きをしていると感じた時には、なにが違うのか?
それをきっちりと分析する。それを修正することで、いつもの動きを
通じて、いつもの“心”を取り戻す。
「練習通りの理想の身体に戻すことで、気持ちが落ち着き、いつも通
りの心で練習通りのパフォーマンスが発揮できるようになりました。
身体をシンメトリー(左右対称)にして行くことで、心も安定するん
ですよね。
日々の練習のなかで理想の状態を記憶することは、筋肉の動きなどが
すべて解明されている現在、プロのアスリートにとって難しいことで
はありません。
ただ、僕の場合、やや怠惰な性格なので、ついつい修正するのを後回
しにしてしまう。本当はそんな性格の方が問題なんですけどね(笑)」 |
以前、イチロー選手が守備位置に着くまでの歩数で自分の体調をチェ
ックするという記事を紹介しました。 >> イチロー選手に学ぶ
月刊現代6月号
本拠地で試合が行われるとき、イチローは初回のみ大きくスライドを
とって走り出し、右翼線のファールラインを必ず19歩か、20歩か
21歩で越えてゆく。
そしてほぼ40歩目で走りを緩め歩き出す。それが2回から9回まで
は、23歩から27歩で白線を越え、これまた40歩目で歩きに変え
て守備位置につく。これはいついかなるときでも変らない。
初回のスライドの幅の大きさは自分の体調がいつもと変らないかを試
す走りで、変らなければすぐにストライドを小幅にするのだという。 |
そして、「かのストロング」も、成績がイイ子の親が同じようにして
いることをメルマガで紹介してきました。
特に、
まずはトレーニングを繰り返すなかで、自分のベストパフォーマンス
を発揮する状態を記憶する。 |
ストロングは、これをそばで勉強を見ている親が記憶しておくべきだ
と書きました。
いわゆる子供の基準を知っておくわけですね。
そして、ベストパフォーマンス発揮したときに子供がやっている癖と
いうか、動作をみておくことが大事なんですね。
「集中したら姿勢が良くなった!」なんていうのも、その1つです。
「姿勢をよくしなさい!」から入るのも1つなんですが、子供が集中
できる単元や問題から入って、結果的に姿勢がよくなるのもアリです。
こういう発想や考え方は、ずっとそばで見ている親しかわからないし、
できないことです。
こういう自分のパターンを持つことって、勉強においても、すごい大
切。必ずいつも同じ形から入る。
ワンパターンでこれがいいんです!
5月のメルマガでこう書いています。
◆勉強の始まりの最初の5分は必ず計算問題から入る
◆気に入った文章の音読をまずやる
◆牛乳を一気飲みしてから勉強をスタートする
◆「あーあ、いくぞー!」って叫んでから入っていく
なんでもいいんですね。これをすることでスイッチが入ればイイ。
また、そのいつもやる儀式が、イチロー選手みたいに「スライドの幅
の大きさで自分の体調をはかる」バロメータになっていれば、最高で
しょう。
牛乳の一気飲みだって、バカにできません!
それによって勉強のスイッチが入り、その牛乳の「のど越し」で今日
の体調が確認できるのであれば、スゴイことですから。
野球の試合同様、勉強も「毎日」のことです。だからこそ、ワンパタ
ーンの儀式。
皆さんも持っていますか? |
と。
この夏休みは、それら子供の「型」を探し、見つけ、儀式化していく
絶好のチャンス。
1つでもいいんです!!
特に受験生は、受験会場に行く前に、そして、行ってから、自分の力
を最大限に発揮するために今から準備しておく。
勝ちパターンをもっているヤツは本当に強い!!
「立て!立て!立つんだー!ジョー!」じゃなかった (≧◇≦)
「探せ!見つけろ!儀式化するんだーー!受験生!」でした!
これは親の役目ですぞ!! by 丹下段平
追い詰められている割には、あまりにも長い「ひとりごと」でしたね...(◎_◎)
タ、タ、タイガー、寝させて・・・・・・・
本日は、勝手ながら、この「ストロングのひとりごと」をもって、新「勉強
の常識」と代えさせていただきます。
許してねm(_ _)m
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